中内学園の創設者中内功が「私にとってキャッシュ・レジスターの響きは、この世の最高の音楽である。」 との信念のもと長年に渡り蒐集したレジスター77台を展示しています。 レジスターが発明された19世紀末から20世紀初頭の米国製を中心に、 古いものでは、ルネッサンス調などの装飾性の高いものも展示されています。
金属製品と異なり生産工程多く、時間も多くを要する。
テクノロジー、合理性、機能という意味において、木製品は金属に比べて劣っているのかもしれないが、
木が持つ独特の風情、色合い、温もりは、今だからこそ我々をを引きつける。
現存するレジはどれも希少価値があり、骨董品として大きな市場となっている。
コレクションの中で多くを占める銅製レジスター。
加工がしやすく、凝った装飾、細工にも向いており強度、耐久性において木を上回る。
また、銅に亜鉛を加えることによって生まれる真鍮は加える割合で様々な色合いを見せることから、多くの重厚で美しいレジが作られた。
高価な機械であったため、実用もさることながらステータスを示す店内装飾品でもあった。
試し打ちコーナー。
どんな音が鳴るか
試してください。
コレクションにはその素材、形状、機能において初期のきわめて珍しく希少なものも含まれる。
これらの時代の要求や技術的の過程に産まれたレジスターたちがときに微笑ましくもみえる。
様々な機能が付加された、その時代の最新機種を集めています。
複数のドロアーが付属し、最も精巧で、最も豪華なレジスターです。
その目的はお客様の目をレジスターに向けさせ、店が豪華な装置を所有していることを知らせることであった。
第一次世界大戦中、砲弾に真鍮が必要になったことから真鍮製ののものが姿を消した。
さらには低価格のレジスターがもとめられるが求められるようになりスチール製のレジスターが求められるようになりスチール製のレジスターが登場した。
一方、レジの年間出荷率台数が100万台を超えるようになったNCRはアメリカだけでなく世界各国で営業活動を行う国際企業となっていた。
このころからレジには実用品として多様な機能が付け加えられるようになり、電動レジスターが本格的に普及していうことになる。
日本初のレジスターは、横浜の貿易商・牛島商会によって1897年に輸入された。
大正時代に入ると、三越のNCRのレジスターが大量採用されるようになるなど、座売りから陳列販売方式が一般化。
1920年には日本金銭登録機株式会社が設立された。
※見学をご希望の方は、事前にお電話もしくは下記リンクより、ご予約が必要となります。 ※3月17日(金)は、卒業式のため休館させていただきます。
流通科学大学(代) 078-794-3555
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